⑳スイスのスケッチ2015年(② ツェルマット)
■スイスのスケッチ2015年の2回目です。
■山道に雪は無く、初夏の花アルペンロ-ゼは咲き散っていたので、今年の夏は早いと思っていましたが、マッタ-ホルンと向き合って確信しました。
前年までの雪の衣を纏った淑女は、太陽の日差しの下に、荒々しい岩肌が原色に輝いている野性娘でした。3億年前のアルプス造山期に隆起した原色の花崗岩・変成岩の岩肌は、今迄とは違う魅力を見せていました。
■スケッチすると同じ構図の写真を撮ります。マッタ-ホルンの写真と比較すると、 人間の眼がカメラの眼の何百倍の繊細な色彩を感じる事を再確認しました。現場でスケッチし彩色する大切を、再認識しました。
■6日目(晴れ、午後曇り小雨)ツェルマットの街1620mより登山鉄道の乗り、ゴルナ-グラ-ト展望台3130mに行く。マッタ-ホルンを中心に4000mのヴァリオ・アルプス36峰が連なっている。毎年描いているホテルの傍からマッタ-ホルンを見ると、雪の衣は無く赤茶けた岩肌がいどむように聳えていました。
ゴルナ-氷河の色も解けた岩粉で、薄茶色に染まっていました。
<ゴルナ-グラ-トのマッタ-ホルン① コンテ鉛筆A4>
<ゴルナ-グラ-トのマッタ-ホルン② コンテ鉛筆A4>*推薦ポイント
<ゴルナ-グラ-トのモンテ・ロ-ザとリスカム コンテ鉛筆A4>
■ゴルナ-グラ-ト展望台のひとつ手前にあるローテンボ-デン2819mで降り、「逆さマッタ-ホルン」が楽しめる湖リッフェルゼ-2757m・ウインタ-リッフェルゼ-2740mからリッフェルベルク2587mを歩く。残念な事に「逆さマッタ-ホルン」は描けなかった。
<リッフェルゼ-のマッタ-ホルン① コンテ鉛筆A4>
<ウインタ-リッフェルゼ-のマッタ-ホルン コンテ鉛筆A4>*推薦ポイント
■7日目(晴れ、曇り)ヨーロッパで一番高い位置にあるクラインマッタ-ホルン展望台3883mに行く。最高点の展望台は閉鎖。残念。雪原を下りイタリア側から正三角形のマッタ-ホルンをスケッチする。レストランでもう一度スケッチしていたら、外国人より話しかけられ暫し団欒の時を過ごす。
<クラインマッタ-ホルンのマッタ-ホルン① コンテ鉛筆A4>
<クラインマッタ-ホルンのマッタ-ホルン②レストランより コンテ鉛筆A4>
■トロッケナ-・シュテ-ク2939mで途中下車し、湖越に雲に隠れるマッタ-ホルン東壁を描く。反対側にブライトホルンと今迄いた展望台が聳えている。
<トロッケナ-・シュテ-クのマッタ-ホルン① コンテ鉛筆A4>
<トロッケナ-・シュテ-クのブライトホルンと展望台 コンテ鉛筆A4>
■シュヴァルツゼ-2583mに下車。レストランより雲に隠れるマッタ-ホルンを描く。
<シュヴァルツゼ-のマッタ-ホルン① コンテ鉛筆A4>
■8日目(晴れ)待望のオ-バ-ロ-トホルン3415mへ登る。スネガ2300mからロープウエイでブラウへルト2571m・ウンタ-ロ-トホルン3103mへ。右手にフィンデル氷河が広がる。ジグザグの登りと、先行する女性の背を見ながら歩120分、頂上に到着した。360度のパノラマに感嘆する。ドムといったシャベル山群が手に届きそうほど近くに見え、マッタ-ホルン、ヴァイスホルンなどヴェリス山群も見渡せる。地元の登山者と暫し休息。
<オ-バ-ロ-トホルンのマッタ-ホルン① コンテ鉛筆A4>*推薦ポイント
<オ-バ-ロ-トホルンのドム コンテ鉛筆A4>*推薦ポイント
<オ-バ-ロ-トホルンのフィンデル氷河 コンテ鉛筆A4>
<オ-バ-ロ-トホルンのマッタ-ホルン② コンテ鉛筆A4>
<スネガのマッタ-ホルン① コンテ鉛筆A4>
■9日目(晴れ、曇り)3つの美しい湖をめぐりながらスケッチする。ブラウへルト2571mからステリゼ-2537mへ歩く。ステリゼ-では風も強く「逆さマッタ-ホルン」は描けなかった。グリンジゼ-2334mは高台の見下げる道を通るが誰とも遭わなかった。
<ブラウへルトのマッタ-ホルン コンテ鉛筆A4>
<ステリゼ-のオ-バ-ロ-トホルン コンテ鉛筆A4>
<ステリゼ-の雲霞むマッタ-ホルン コンテ鉛筆A4>
<ステリゼ-のスネガ方向望む コンテ鉛筆A4>
<グリンジゼ-の雲霞むマッタ-ホルン コンテ鉛筆A4>
<スネガの雲霞むマッタ-ホルン①エッゲン村 コンテ鉛筆A4>
■10日目(晴れ)「逆さマッタ-ホルン」を求めてゴルナ-グラ-ト展望台3130mに行く。朝一番だと、観光客が帰ると展望台は私ひとり占めになった。
<ゴルナ-グラ-トのマッタ-ホルン② コンテ鉛筆A4>*推薦ポイント
<ゴルナ-グラ-トのブライトホルン コンテ鉛筆A4>
<ゴルナ-グラ-トのヴァイスホルン コンテ鉛筆A4>
■ゴルナ-グラ-ト展望台3130mのひとつ手前にあるローテンボ-デン2819mで降り、駅傍の丘から湖リッフェルゼ-を見下ろす。今日は「逆さマッタ-ホルン」が描けそうか。
<ローテンボ-デンのマッタ-ホルン コンテ鉛筆A4>*推薦ポイント
<リッフェルゼ-のマッタ-ホルン② コンテ鉛筆A4>*推薦ポイント
<リッフェルゼ-のマッタ-ホルン③ コンテ鉛筆A4>
■11日目(晴れ)イタリアの国境近いトロッケナ-・シュテ-ク2939mから、マッタ-ホルンの東壁を眺めながらガンディックヒュッテ3029mに向う。下テオド-ル氷河が真下に見える崖でスケッチする。この時スイスで初めての事故に遭遇する。荷物運搬ヘリコプタ-が急に下降し、強風の為にスケッチ道具が飛び散ったのだ。ヒュッテ従業員が崖下を捜索し大事にならなかったが、冷汗であった。
<ガンディックヒュッテの下テオド-ル氷河 コンテ鉛筆A4>
<ガンディックヒュッテのマッタ-ホルン東壁 コンテ鉛筆A4>*推薦ポイント
■シュヴァルツゼ-2583mに下車。ロープウエイ下より、シュヴァルツゼ-が望むマッタ-ホルンを描く。
<シュヴァルツゼ-のマッタ-ホルン② コンテ鉛筆A4>
■ツェルマットの街1620mに戻り、スネガケーブル駅を過ぎた小道を登り、ツェルマットの街を眺められる処に立ち、夕暮れのマッタ-ホルンを描く。マッタ-ホルンよ、さようなら。
<ツェルマットのマッタ-ホルン コンテ鉛筆A4>*推薦ポイント
■ツェルマット編は終りです。天気に恵まれ(天気男のEさん有難う)大変忙しい6日間でした。次回グリンデルワルト編をお楽しみ下さい。






























