36北穂高岳のスケッチ2019
2004年と2006年に穂高連峰をスケッチ山行しました。今年の7月末の梅雨明けに、15年ぶりに
北穂高岳に再挑戦しました。体の衰えとの戦いでしたが、無事帰還しました。日本中は快晴なのに
、穂高連峰 は雲に覆われ、朝と日没の一瞬だけに、槍ヶ岳や常念岳が見えていました。天候不順
にも 関わらず、スケッチ 出来て満足です。
今回の山行では①余裕のある日程:1日の行程は標準歩行時間4時間以内。②歩く速さは標準歩行時間
×1.5倍③朝出発前1枚、歩行中2枚、到着後1枚。1日当たり4枚スケッチを描く事を目標として
頑張りました。
□1日目(晴時々曇り夕方雨)上高地から横尾山荘
早朝バスを下り、朝食を食べて、河童橋(1505m)の袂で、霞む奥穂高岳を描きました。明神の
手前で 小熊(体長50cm)に遭遇。驚いて明神館に連絡した処、昨日も朝と夕方に出没しているが、
母親熊は いなく 安全との事。徳沢から横尾山荘(1620m)に到着。小屋前から前穂高岳描く。
夕方小雨。
<河童橋から奥穂高岳を望む コンテ鉛筆A4>
<横尾山荘か前穂高岳 コンテ鉛筆A4>
□2日目(晴時々曇り)横尾山荘から涸沢ヒユッテ
本谷橋の手前の屛風岩が見えるコ-ナ-で、独り立ち止まりスケッチしました。本谷橋・Sガレを過ぎ
涸沢カ-ルが見える河原で、午後の日陰となった奥穂高岳を描きました。明日は晴れて欲しい。
涸沢ヒユッテ(2309m)は大変混雑していました。
<本谷橋の手前の屛風岩 コンテ鉛筆A4>
<雲霞む奥穂高岳 コンテ鉛筆A4>
□3日目(晴時々曇り夕方雨)涸沢ヒユッテから北穂高小屋
朝出発する前に、小屋の展望デッキから今日登る北穂高岳を描く。南稜ル-トを目で辿りながら
気を引き締めていました。南稜取付を過ぎた頃から、千葉の老夫婦と一緒になり、声をかけながら
頑張りました。歩行速度が同じような方がいて、安心しました。南稜テラス過ぎの松濤岩のコルを
過ぎた急登で雨。雨具で北穂高小屋(3106m)に入りました。
<展望デッキから北穂高岳 コンテ鉛筆A4>
□4日目(曇り霧夕方雨)北穂高小屋連泊
2004年は北穂高岳頂上から日本アルプスの屈指の展望が楽しめました。が、今年は、大キレット越し
の槍ヶ岳・富士山・中央アルプス・立山連峰は一望できず、雲に霞む一日でした。朝一番に雲の移動
を追って大キレット越しの槍ヶ岳を何とか描きました。頂上で滝谷を描いていると、小屋の輸送用
ヘリコプターに途中で中断されたりしました。それでも何とか5枚のスケッチが描けました。
<大キレット越しの槍ヶ岳 コンテ鉛筆A4>
<北穂高岳頂上から滝谷 コンテ鉛筆A4>
<北穂高岳頂上から南峰 コンテ鉛筆A4>
<雲に霞む南峰 コンテ鉛筆A4>
<北穂高岳から滝谷 コンテ鉛筆A4>
□5日目(曇り時々晴夕方一時雨)北穂高小屋から涸沢ヒユッテ
朝一番、再度大キレット越しの槍ヶ岳を描きました。出発前、小屋の赤い手拭い被りのお嬢さん
から スケッチを見たいとの要望が寄せられ、4日間のスケッチと、スマホに保存していた穂高の
スケッチ画像 などで歓談しました。 初めてだったので驚きましたが、嬉しくも感じました。北穂高岳
頂上から南峰越し の奥穂高岳を描き、下山開始です。南稜テラスで涸沢岳と奥穂高岳を描き、
南稜ル-トを注意深く下山 し、無事に涸沢ヒユッテに到着しました。小屋の展望デッキから夕暮れ
の吊り尾根を描きました。
<大キレット越しの槍ヶ岳 コンテ鉛筆A4>
<北穂高岳頂上から南峰越し の奥穂高岳 コンテ鉛筆A4>
<南稜から奥穂高岳・涸沢岳 コンテ鉛筆A4>
<夕暮れの吊り尾根 コンテ鉛筆A4>
□6日目(晴時々曇り)涸沢ヒユッテ連泊
朝から夕方まで、涸沢小屋と涸沢ヒユッテの展望デッキから見える360度の穂高連峰と、屛風ノ頭を
描きました。午後に、小屋の人に紹介されたとして信濃毎日新聞の記者の方にインタビューを受けま
した。 山のダイナミックな息吹をコンテ鉛筆で表現しているとか、私のスケッチ遍歴をお話させて
頂きました。 初めてだったので大変緊張しました。
<涸沢小屋から吊り尾根 コンテ鉛筆A4>
<涸沢小屋から屛風の耳 コンテ鉛筆A4>
<涸沢小屋から前穂高北尾根 コンテ鉛筆A4>
<涸沢ヒユッテから吊り尾根 コンテ鉛筆A4>
<涸沢ヒユッテから白出のコル コンテ鉛筆A4>
□7日目(晴時々曇り夕方雨)涸沢ヒユッテより横尾山荘
横尾山荘に下山する。今日も15時から雨予報。ゆっくり休みながら安全に本谷橋に到着。2日目も
描いた 屛風岩が見えるコ-ナ-で、独り立ち止まりスケッチする。イラストレーターの若い夫婦と、
今回の旅行 で3回目の懇親の場が持たれました。勉強になり楽しかったです。横尾山荘に到着し、
風呂に入り体を休む。
<涸沢ヒユッテから北穂高岳 コンテ鉛筆A4>
<屛風岩が見えるコ-ナ-でスケッチ コンテ鉛筆A4>
□8日目(晴時々曇り午後雨)横尾山荘より上高地
上高地でスケッチを描く為に、早朝に横尾山荘を出発する。河童橋の畔と梓川岸でスケッチを描く。
上高地バスターミナルで、昼食事とビ-ルを飲んでいたら、雨が降り出しました。16時の山岳バスで
新宿に 到着。帰りの電車では、汚い服と体臭と髭ぼうぼうの顔に、肩身を狭くして乗りました。
<河童橋の畔から奥穂高岳 コンテ鉛筆A4>
<梓川岸から雲に霞む奥穂高岳 コンテ鉛筆A4>
終わりです。




























