30スイスのスケッチ2016(④サンモリッツ)
■スイスのスケッチ2016年の4回目です。最終回です。
■サンモリッツでの心残りは、最高峰ピッツ・ベルニナ4049mが①ムント・ベルス山頂3207mで描けなかった事と②セガンティ-ニ小屋2731mで雲に隠れて見えなかった事です。しかし③コルヴァッチ展望台3303mでは、左にのびるビアンコグラ-ト稜線がはっきり見えました。
■山のスケッチは天候次第です。雨の日は描けません。今年のスイスの天候は隔年の悪い年に当たりました。しかし2年前の「グリンデルワルト悪夢の5日間雨」にはならず、80枚のスケッチが描けました。
■スイスでの自由活動時間は、ロープウエイの運行時間により、10時から16時の6時間から昼食・休憩を引いた5時間です。来年も、体力と気力とお金が続くか分からない為、ハイキングよりスケッチを優先した結果、1日当たり4枚弱描けました。満足です。
■なぜスイスなのと問われて、昨年も答えています。
・スイスの山は、同じ時期でも、雪どけ、天気、時間が違うと山の表情が変化し、同じでありません。
・麓の街からロープウエイに乗り1時間で、3000mの頂に立てます。
・何よりも、スケッチする人がいないので、山を独り占めできます。
■スイスは誰でも3000mの山頂でスケッチ出来る、素晴らしい処です。
■20日目(曇りのち雨)ピッツ・ベルニナ4049mを求めてコルヴァッチ展望台3303mに向う。山は雲に隠れて霞んでいる。いつもの席で、雲の動きに苦労しながらスケッチする。主峰のピッツ・ベルニナは真正面。左に延びる稜線はビアンコグラ-ト。右に見える三角の鋭鋒はピッツ・ロゼッタ3937m。振り返ればエンガディンの谷が見える。
<コルヴァッチのピッツ・ベルニナ コンテ鉛筆A4>③
<コルヴァッチのベルニナ連峰 コンテ鉛筆A4>③*推薦ポイント 
<コルヴァッチのピッツ・ムルテル コンテ鉛筆A4>③
<コルヴァッチのエンガディンの谷 コンテ鉛筆A4>②
■ムルテルで途中下車し、スールレイ峠に向う途中、雨が降り出す。
■21日目(曇りのち小雨)世界遺産ベルニナ鉄道でディアヴォレッツア展望台2984mに行く。昨日のコルヴァッチ展望台3303mのちょうど反対側に位置する。展望台テラスに出てみると、ベルス氷河越しにピッツ・バリュ3905m、モルテラッチ氷河の向こうにピッツ・ベルニナが聳えている。雲が山の頂を急いで通り過ぎる。天気は危うい。急いで展望台テラスからスケッチする。
<ディアヴォレッツアのベルニナ連峰 コンテ鉛筆A4>③*推薦ポイント
■展望台テラスからムント・ベルス3207mに向けて歩き出す。ピッツ・ベルニナのビアンコグラ-トはどう見えるのだろう。期待が膨らむ。歩1.5時間、斜面の途中で、ムント・ベルス山頂でのスケッチを諦めベルニナ連峰を描く決断をする。雨が降り出した。下山する。残念でした。
<ディアヴォレッツアのピッツ・バリュ コンテ鉛筆A4>①パノラマ
<ディアヴォレッツアのピッツ・ベルニナ コンテ鉛筆A4>①パノラマ
■22日目(曇り時々晴れ) 朝起きるとサンモリッツの街1775mは霞でした。ケーブルカ-で霧の中を進むと、ムオタス・ムライユ2458m手前で朝日が射し、雲海が目の前に広がっていた。初めての光景でした。
<ムオタス・ムライユの雲海 コンテ鉛筆A4>③*推薦ポイント
■ムオタス・ムライユから尾根づたいに、神秘的な山上湖レイ・ムライユ2715mを目指す。途中振り返ると、サンモリッツの街がはっきり見えた。緩い登り路を歩2時間、レイ・ムライユに到着する。晴れると、エメラルドグリ-ンから深い青と、湖水の色が変化している。反対側の岸辺からベルニナ山群方向をスケッチする。

<ムオタス・ムライユのサンモリッツの街 コンテ鉛筆A4>③*推薦ポイント 
<ムオタス・ムライユのレイ・ムライユ コンテ鉛筆A4>パノラマ① 
<ムオタス・ムライユのレイ・ムライユ コンテ鉛筆A4>パノラマ①
■23日目(曇り時々雨) ピッツ・ネイル展望台3057mに登りましたが、雲に隠れてベルニナ山群は見えませんでした。スプレッタ湖2602mに下る途中から雨が降り出しました。やばい。マウンテンバイクだけが通り過ぎて行きます。スプレッタ湖からピッツ・ネイルの周遊路をコルヴィリアに下りる。途中の石の丘でも、コルヴィリアでも、ピッツ・ベルニナは見えず、歩2時間50分の間、登山者にも会えませんでした。
<コルヴィリアのベルニナ山群 コンテ鉛筆A4>③
■24日目(晴れ) ムオタス・ムライユ2458mからセガンティ-ニ小屋2731mでのピッツ・ベルニナとの再会を願って、2時間のハイキングを行う。セガンティ-ニ小屋は360度のパノラマで展望は良いのだが、ロゼッタ谷方面にはピッツ・ベルニナが雲に隠れて見えない。残念でした。
<セガンティ-ニ小屋のベルニナ山群 コンテ鉛筆A4>②パノラマ 
<セガンティ-ニ小屋のロゼッタ谷方面 コンテ鉛筆A4>②パノラマ 
<セガンティ-ニ小屋のサンモリッツの街 コンテ鉛筆A4>②
■25日目(晴れ)最終日は快晴。朝一番、先日行けなかったスールレイ峠2755mを目指し、コルヴァッチ展望台3303mに向う。観光客が帰ると私一人になった。スケッチする。主峰のピッツ・ベルニナは真正面。左に延びる稜線はビアンコグラ-ト。右に見える三角の鋭鋒のピッツ・ロゼッタが今日はくっきり見える。最高です。
<コルヴァッチのピッツ・ベルニナ(ビアンコグラ-ト) コンテ鉛筆A4>③ 
<コルヴァッチのベルニナ連峰 コンテ鉛筆A4>③*推薦ポイント
■ムルテル2699mで途中下車し、スールレイ峠2775mに向う。歩60分。正面にベルニナ連峰、手前にロゼッタ氷河、足元にポツンと存在する緑の岩に囲まれた小さな湖には、ベルニナ連峰が映り、「逆さピッツ・ベルニナ」が白く光っている。素晴らしい景色です。「日本人ですか」スケッチしていると声をかけられ、懇談する事も出来ました。

<スールレイ峠のベルニナ連峰 コンテ鉛筆A4>③*推薦ポイント
■今回のスケッチ旅行は「やり残した事を叶える旅」ですと書きました。いろいろありましたが、スイス最後の日は、天候に恵まれ、「逆さピッツ・ベルニナ」を見る事が出来、「終わり良ければ全て良し」、素敵な旅となりました。 また、今回のスケッチは「荒々しく鮮やか」と、或る人が言いました。アルプスの鼓動と息吹きを表現したいと毎日描いていましたが、如何だったでしょうか。
■今回が5年目のスイス・スケッチ旅行でした。今年2017年は旅行の予約をしませんでしたので、スイス・スケッチ旅行も終わりかもしれません。今までの実際描いたスケッチは「スイスのスケッチ2012年~2016年」を見て下さい。楽しんでくれましたでしょうか。 最後に ツア-に同行した仲間の皆様、ご協力頂き誠に有難うございました。
以上、スイス・スケッチ旅行の終わりです。
*「スイスのスケッチ2012年~2016年」は、ホームペ-ジの下部にあるカテゴリ-の中にある「スイスのスケッチ」を選ぶと、11枚のスケッチが出ます。カ-ソルをスケッチに合わせると、投稿の題目が出ますので、クリックしてください。








